
一人暮らしで弁当や冷凍ごはん、飲み物を温める程度なら、オーブンやグリルまで付いた電子レンジは必要ない。
焼いたり蒸したりすることがなければ、温めと解凍に機能を絞った単機能レンジのほうが、自分の使い方には合っている。
最初は17L前後の単機能レンジで、庫内の大きさと本体サイズを見れば決まると思っていた。
ただ、候補を探していると、ダイヤルを回して時間を決めるタイプと、食品に合わせて自動で温めるタイプがあり、同じ単機能でも操作感が意外と違う。
庫内もターンテーブルかフラットかで、弁当の入れやすさや掃除の手間が変わる。
機能が少ないものを選べばシンプルになると思っていたが、実際は、自動で任せる場面と、自分で調整する場面を分けて考えたほうが候補を絞りやすかった。
単機能でも、ダイヤルと自動あたためで使い方が変わった

単機能レンジに絞れば、どれも温めと解凍ができるため、大きな違いはないと思っていた。
ただ、操作部分を見ていると、ダイヤルで時間を決めるものと、ボタンで自動あたためを始めるものに分かれている。
ダイヤル式は、出力と時間を自分で決めて使う。
冷凍ごはんの追加加熱や解凍のように、温まり具合を見ながら調整したいときは、ダイヤルを回して設定するほうがわかりやすい。
特徴を踏まえた上で、自動あたためとダイヤル式は、どちらか一方を選ぶものではないと思った。
弁当や飲み物はボタンを押して自動で温めて、冷凍ごはんの追加加熱や解凍はダイヤルで時間を決める。
普段の温めは自動に任せながら、必要なときだけ自分で調整できる。
そのため、単機能であることに加えて、自動あたためとダイヤル操作の両方を備えたモデルを候補に残すことにした。
容量は足りそうだったが、フラットかターンテーブルかで迷った

自分の使い方だと、17Lと18Lの1L差は正直どちらでもいい。
一人分の弁当や冷凍ごはん、マグカップを温めるなら、どちらを選んでも容量不足にはならないと考えたからだ。
ただ、容量が近いモデルでも、フラット庫内かターンテーブルかで、弁当の入れやすさと掃除の手間が変わる。
フラット庫内は回転台やローラーがないため、四角い弁当や大きめの容器を置く向きを気にしなくていい。
こぼしたときも、庫内の底をそのまま拭ける。
ターンテーブル式は、食品を載せた皿を回転させて、庫内の位置による温めムラを抑える仕組みだ。
汚れたときはガラス皿を外して洗えるが、皿だけでなく下のローラー部分も外して掃除し、戻す必要がある。
容量を17〜18Lに絞るところまではすぐ決まった。
迷ったのは、四角い弁当や大きめの容器をそのまま置けるフラット庫内か、皿を回転させて温めムラを抑えるターンテーブル式か。
自分の場合は、温めるものの大きさと、こぼしたあとの掃除まで考えると、フラット庫内に気持ちが寄った。
ダイヤルだけに絞ったモデルも候補になった

フラット庫内とダイヤル操作を条件に候補を探すと、【東芝 ER-M5B-W】が気になった。
17Lのフラット庫内で、ダイヤルを回して加熱時間を設定するタイプだ。
レンジ出力は50Hzで520W、60Hzで650Wに対応し、500W相当と200W相当にも切り替えられる。
弁当や冷凍ごはんを高い出力で、解凍を低い出力でというように、温めるものに合わせて自分で設定を変えられる。
自動メニューはなく、使うたびにダイヤルで時間を決める。
操作が増えないことを重視するなら、この割り切り方は分かりやすい。
ただ、弁当や飲み物くらいはボタンを押して任せたい場面もある。
ダイヤルだけに絞るより、自動とダイヤルを使い分けられるモデルのほうが、普段の手間を減らしながら細かい調整も残せそうだった。
最後に残ったのは、自動とダイヤルを使い分けられるモデル

自動とダイヤルの両方を条件にすると、【ツインバード DR-E273B】が最後に残った。
20Lのフラット庫内で、赤外線センサーによる自動あたために対応している。
自動あたため、ごはん、飲みもの、おかず、解凍の5つの自動モードがあり、温めるものに合わせてボタンを押して始められる。
弁当や飲み物を毎回設定せずに温めたいときは、自動モードに任せられる。
自動モードを使わないときは、ダイヤルで時間を設定して、500W・600W・700W・200Wの手動モードに切り替えられる。
普段はごはんや飲み物を自動で温め、追加加熱や解凍ではダイヤルを使うというように、同じレンジの中で操作を変えられる。
17L前後で考えていたため20Lは少し大きく見えたが、一人分の弁当や冷凍ごはんを温める用途なら、容量を持て余すとは考えにくい。
オーブンやグリルを使わず、温めと解凍を中心に使うなら、機能が増えすぎているとも感じなかった。
探し始めたときは、17L前後で庫内の大きさと本体サイズを見れば決まると思っていたが、候補を探し始めると、シンプルさは機能を減らすことではなく、温めるものに合わせて自動とダイヤルを使い分けられることだと思った。








